最近、ろくる太郎は歩く際、足が八の字になります。
まだ「気のせいかな?」というレベルでしたが、念の為診察してもらったところ、後ろの左足の膝の関節が外れやすくなっているのが見つかりました。

これをそのまま放っておけば、いずれ靭帯が切れて歩行時に膝がぐらつくようになります。そして、膝の半月板が損傷して激しい痛みを引き起こし、治療しないままでいると2~3週間で関節炎を起こします。
膝の障害がおきる理由は高齢(5歳以上)、肥満、強い衝撃、事故等様々で、かつ、それが起きやすい犬種というのもあるようですが、初期の段階で発見すれば、体重を減らして膝の負担を軽くする事で回復します。

さるこの庵で、こうした早期発見ができるようになったのは、吾子(ごこ)ちゃん(故)というおばあちゃん犬のお陰です。
吾子ちゃん(故)は、数年前にさるこの庵の敷地に捨てられていた老犬でした。
この子の足は、見つけた時すでに手の施しようがない状態まで進行してしまっており、その後どんなに治療やリハビリを重ねても治る事はありませんでした。
足の痛みから次第に歩かなくなり、足腰の筋肉が衰え、寝たきりになり、自力で排泄も出来なくなり、最後は床ずれに苦しみました。
当時まったく人手がない中で、寝返りを打たせてあげたり、患部にドーナツクッションを当てたりと工夫をしましたが、もしも早期に治療をしていれば、あんなに酷い状態で苦しまずに済んだと思います。
かかさんは、誰かに関節の炎症が起きる度、吾子ちゃん(故)の事を思い出すそうです。
吾子ちゃん(故)2002年11月撮影

二度と同じような状態の子を出さない為に、今、ろくる太郎はせっせと減量に励んでいます。
ろくる太郎、がんばれ!

