カレンダー

« 2010年5月12345678910111213141516171819202122232425262728293031

2009年8月20日

かかさんからの電話

|

※今日の内容は、VOTさいとう個人のメッセージです。

-----------------------------------------------------------------


昨日の夕方、かかさんから電話が入りました。


普段と違って、なかなか用件を切り出さない様子に、珍しいな・・?と思っていたら、
「なんだか、置いていかれちゃったような気がするの。」
と、ポツリとつぶやきました。


知足子ちゃんの事でした。

腎不全で口内炎も酷いけど最近身体がふっくらしてきていたとか、
スタッフに甘えようとして走りよって来ていたとか、
人に甘えようとしていた為か、スタッフの動線上でくつろいでいる事が多かったとか、
じゅじゅのベランダで風に吹かれながら眠っている姿とか、
思い出すのはそんな機嫌よく過ごしている様子ばかりで、まさか、こんな急に旅立つとは思ってもいなかったそうです。


知足子ちゃん(故)
chisokuko090310.jpg
同時期に旅立った、こっこちゃん、お気立てさんは、共に長い闘病生活を送って居た為、かかさんやスタッフも、その都度できる事は充分に行なってあげたという思いと共に、ある程度の覚悟が出来ていたようですが、知足子ちゃんにはそれがありませんでした。


取り残された感覚がかかさんを襲うのは、その為かもしれません。


これまでも、それまで元気に暮らしていた子が、ある日突然体調が変わり、あっという間に旅立って行ったという事は何度もありました。おそらく、その都度、かかさんは同じように感じてきたのだと思います。


こっこちゃん(故)
kokko090310.jpg
知足子ちゃんがやって来たのは8年前、まだ生まれて3~4ヶ月の子猫の時でした。
此処で引き取らなければ保健所に連れて行かれる事が決定しており、かかさんとの出会いがなければ、知足子ちゃんの命はその時に絶たれているはずでした。

悲しい事に、実際、そうして消えていく命は年間数え切れない程あります。
そんな中、知足子ちゃんは此処に来た事で8年の人生を生きる事が出来たし、今まで旅立った子達もそれは同様だったと思います。


「どうして、もっと早く変化に気付かなかったのか」
「もっとできる事があったのではないか」
今回のような突然の旅立ちの場合、残された者は必ずそう悔やみます。立て続けに3匹の子に旅立たれた現在、おそらく、さるこの庵のスタッフ達の間にも、そんな空気が流れているのではないかと思います。
たった4人のスタッフがローテーションで仕事をしている事と、その時々で意識を集中しなくてはいけない子が居る事を考えれば、約140頭の子達全てに、常に完全に目が届く訳ではないでしょう。そうした思いが後悔に繋がる事もあると思います。


けれど、かかさんもスタッフも、その時々に出来る事を精一杯行なってきました。そして、それにより、一度は「不要な命」という烙印を押された彼らの命は、確かに輝きました。


お気立てさん(故)
okidate_atama090808.jpg
お気立てさん、こっこちゃん、知足子ちゃん、そして今まで旅立って行った子達。
此処に来た子達は、皆、自分の人生を充分に生きてから旅立って行ったように感じます。


その命の輝きをずっと見ることが出来た事に感謝します。


かかさんと、スタッフの皆さんと、此処を支えて下さる全ての方々に感謝します。


ありがとうございます。

ふわふわボディ

|

衰弱していたせいもあったのでしょうが、保護当時の精舎は身体の汚れもさることながら、ノミが凄かったのです。
shouja090716_2.jpg

フロントラインを使い、6日後位にはシャンプーも。ふわふわのボディーに生まれ変わりました♪
shouja090730_2.jpg

アーカイブ