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かかさんの背中

ちらこ太郎の思い出

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はなたろうさんが、生前の思い出を書いて下さりました。

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私が現地へ行ったとき、丁度「ちらこ太郎」が怪我をしていた時で、
薬を飲ませたり、病院行きの車に乗せたりしたので、
「この人、嫌な人」って烙印を押されていたみたいです。


でも、リードを持つと「お散歩?お散歩??」って目をキラキラさせて・・
リードで繋いで、庵の庭で車を二人で待っていた時、
すごーく優しく笑ってくれたんです。

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お散歩に連れて行ってあげたかったな~


行った先は病院行きの車の中なので、きっと詐欺って思ったかも凹


ララクナさんと体重測定した時も抱っこをさせてくれなくて、
でもリードを持って行ったら、急におとなしく抱っこさせてくれて、
お礼にベランダをお散歩して、きっとあの時も「詐欺」って思ったかも凹


【体重測定】
※ちらこ太郎の写真がなかったので、モデルは「あしょか(故)」です。
taijyuu090316.jpg

taijyuu090316_2.jpg

体重測定の時、嫌がるちらこ太郎の両脇に、「りこ太郎」と「和顔(故)」が並んで、
困った顔をしてたのが可愛かったです。


【和顔(故)&りこ太郎】
wagan_rikotarou080222.jpg

いつもウインクした様な顔をして、
頭が少し黒くて、
表情にとても愛嬌のある子でした。
そして目がとても優しくて綺麗な子でした。
ちらこ太郎は、私がお気に入りのわんの一人でした。
また絶対会えると思っていたのにな(涙)


はなたろう

chirakotarou090425.jpg


和顔を偲んで

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全国的にお天気が崩れていますが、今日はさるこの庵のある辺りも雨模様です。


和顔としまこ大、それぞれの写真をいくつか紹介しようとアルバムをめくっていたら、初めて和顔に出会った頃(2001年)の写真を見つけました。今日は数少ない和顔思い出を少し書いてみることにします。

当時、私のダーナー子だったくまら(故)&あしょか(故)が3歳。
和顔はそれより少し上と言われたので、おそらく3~4歳だったのだと思います。


【整地前のわあわあ広場にて  2001年11月撮影】
上から和顔・ちょび子・ちょびばば
wagan_cyobiko_cyobibaba2001.jpg


現地で仕事をしていると、どの子も人の姿を見ると近づいてきては、何か言ったり、遊んで欲しがったり、「お前は何者?」と言わんばかりにクンクンと匂いを嗅ぎ回ったりするのですが、その中でも、男の子顔負けのやんちゃっぷりを発揮して、近くを通ろうとするとすかさず飛びついて甘えて来たのが和顔でした。


和顔はパワフルな女の子で、力が強く、若いパワーにあふれていました。


当時、わあわあ広場はまだ整地前。
地面は平坦ではなく、物資や犬小屋が並ぶ広場は足場が不安定で、己の足場を確保しつつ作業する不意をつかれてひっくり返りそうになった事も一度や二度ではなかったように思います。それでも

「遊んで~!!o(*^▽^*)o」

と、言わんばかりの人懐こい黒い瞳でジ~ッと見つめられると、どんなに仕事が山積みでも「後でね。」とは言えず、ついつい手に持った荷物を降ろし、作業用の手袋を外して撫でてしまうのが常でした。和顔の瞳には、そんな放っておけなくなるような魅力があったように思います。


【整地後のわあわあ広場にて  2007年】
wagan200704.jpg


お陰で作業着の前部分は泥まみれ、
腕は大人になってもなかなか抜けなかった甘噛みのお陰で唾液まみれ・・・


当時着ていた作業着はまだクローゼットの片隅に掛けてあります。
流石にもう泥や唾液の痕跡は残っていませんが、その作業着を見る度に、これからも和顔が飛びついてきた衝撃や、甘噛みの湿った暖かい感触を思い出したりするんだろうと思います。


【整地後のわあわあ広場でショートフリータイム中  2008年】
wagan090418.jpg


いつも元気で機嫌が良かった和顔。
たくさんの楽しい思い出を有難うございました。

【押入れ改造スペースにて 2009年5月】
wagan090526.jpg

「こんな時間にごめんね。
どうしても堪え切れなくて・・・電話してしまった。」


なんちんが旅立った日の夜、かかさんから、そんな電話が掛かってきました。
時間は夜の11時。
かかさんがこんな時間に電話してくるのは、本当に珍しい事でした。


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15年前、子犬の状態で庵にやって来た「なんちん」。
一緒に連れてこられた兄弟はすぐに里親が見つかりましたが、なんちんは新しい家が見つからないまま、ずっと此処で暮らす事となりました。以来、いつもニコニコ機嫌の良いリーダーとして(ボスではなく)君臨し、常にかかさんの側で、一緒に庵の歴史を歩き続けてきました。


その「なんちん」が、まだ子供の頃。
「動物好きのお寺」と、マスコミに紹介された事がきっかけで、急激に犬猫が遺棄されていった事がありました。夜中の内に敷地内に置き去りにされていたり、時には「此処で引き取ってもらえないなら保健所に連れて行くしかない。」と、詰め寄られる事もあり、その数はあっという間に200匹を越えました。


けれど、当時の庵には今のようなHPを通じての支援はありませんでした。
自分達が食べるものすらままならない程の困窮した状態となり、水も電気もガスも全て止められ、それでも犬猫達の食料だけは何とかしなくてはと、かかさんは近所の商店を駆け回って、魚のあらや廃棄のお弁当等を分けてもらいました。
その頃、まだ運転免許を持っていなかったかかさんは、この自転車に乗ってお願いに回りました。そして後部座席には、必ずこんな風に「なんちん」が一緒に乗っていたそうです。


【思い出の自転車に乗って:2006年12月撮影】
どんなに古くなって壊れても、自身が運転免許を所得しても、かかさんは、一番苦しい時を支えてくれたこの自転車を処分する事は出来ませんでした。4年前、設備改善工事の際にようやく廃棄を決意し、最後になんちんを定位置に乗せて記念写真を撮りました。
nanchin0612.jpg


他人様から施しを受けるのは難しい事です。
どんなに困窮していても、誰かの施しを受けるよりは自分で何とかしたい。施しを受けるのは恥ずかしい事。そう感じるのはごく自然の事であり、若い女性であれば尚の事、その感情は強いと思います。
皆の命を繋ぐ為と分っていても、自転車のペダルを踏み出すのにどれ程の勇気が要ったか、どんなに怖かったかを想像するのは、そう難しい事ではありません。後ろに乗せた「なんちん」に勇気をもらいながら、一足一足ペダルを踏んだ当時のかかさんは、何を考えていたのかな・・・
と、ふと、そう思いました。


【わあわあ広場の片隅に植えた桜】
sakura080523.jpg


なんちんが旅立った日、かかさんはいつもの様に現地の仕事に追われました。
スタッフ達とも笑顔で会話し、
仕事も普通通りにこなし、
なんちんを荼毘に連れて行く事も出来ました。
けれど、全てが終わって、夜、部屋に戻った後、なんちんが居ない空間がとても広くて、居ても経っても居られない程の孤独に襲われたそうです。


かかさんは、なんちんとの思い出を途切れがちにトツトツと話し、その晩はゆっくりと更けていきました。


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そういえば、一昨年わあわあ広場の片隅に植えた小さな桜の木に、今年は綺麗に花が咲きました。なんちんは、その桜の花の枝を一枝持って、虹の橋に旅立っていったそうです。


個人的な夢の話

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忙しい現地に代わり、毎日庵の出来事をこうして更新している事もあって、多分私は比較的、庵の子達の事を考える時間が多いのだと思います。そのせいか、時々、夢に庵の子達が出て来る事があります。そして夢に出てくるのは、生きている子より、既に虹の橋へ旅立った子達の方が何故か多いのが不思議です。


【ちほさくこ(故)】
chihosakuko07125.jpg

つい先日、2月の終わり頃にも、「ちほさくこ」「ぎんなんこ」「りこちゃん」が夢に出てきました。
夢の中に出てきた「ちほさくこ」は、元気な時のまま綺麗な毛並みをしていて、とても機嫌がよく、ふと気がつくと、いつの間にか茶色い子犬に変わっていました。子犬特有のおぼつかないような足取りでコロコロと転がるように走り回り、「今度は犬になったの」と、そんな風に言っているようでした。


【ぎんなんこ(故)】
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その傍らでは「ぎんなんこ」が、2~3歳に見える若い姿で機嫌よくニコニコとしていて、更にその隣には、多分「りこちゃん」だろうと思われる白い影が居ました。「ちほさくこ」や「ぎんなんこ」とは違い、気配がするだけだった為、正確にはりこちゃんかどうかは分りません。

「ちほさくこ」が虹の橋に旅立ったのが去年の1月、ぎんなんこが4年前、りこちゃんが旅立ったのは更にもっと前。あれが「りこちゃん」だったとすると、旅立った順番に透明で遠い存在になって出てきたようで妙に納得しました。

【りこちゃん(故)】
riko.jpg

懐かしくて、優しくて、本当に皆に会えたような気がして、
目が覚めた後、少し涙が出てきました。

年賀状、お待ちしています

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かかさんは、人と接したり会話するのが好きです。
けれど、今は動物と接する時間は長くても、人と接する時間はそう多くは取れません。


もちろん現地にはスタッフが居ますが、少ない人数で仕事をこなす為、それぞれの部屋に分かれて各自の仕事を行なう事が多く、お互いに話をする時間は余り取れません。当然、かかさんは一日の大半を動物と過ごす事になりますが、年賀状は、そんなかかさんにとって何より嬉しいプレゼントになります。


・・・と、いうことで、庵の子を代表して「六華」から一言。
rokka090115.jpg
今年も年賀状(メッセージもね)、楽しみにしてま~すo(*^▽^*)o

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