実は一昨日の連絡で、もう一人の訃報も届いていましたが、一度にお知らせするのは忍びなく、昨日と今日で分けてお伝えさせていただく事に致しました。
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チューリップ組(伝染病を持たない猫専用部屋)の知足子(ちそくこ)ちゃんが、
8月17日に虹の橋に旅立ちました。
8歳でした。

知足子ちゃんは今年の2月に膀胱炎が見つかり、その時はすぐに対応して事なきを得ました。しかし、その後6月に入ってから再び体調の異変に気付き、病院で検査を受けたところ「腎不全の初期段階」と診断されました。
腎不全は決して治る事のない、猫にとって恐ろしい病気です。
有毒な老廃物を上手く排泄できなくなる事によって、血中に尿毒が混ざった状態で循環してしまう為、食事どころではなくなり、吐き気や食欲不振を起します。尿毒が口に回れば口内炎を引き起こし、酷い場合は脳に回り死に至ります。
しかし、この状態の場合は、綺麗な水ときちんとした食事を用意し、更に身体に必要な栄養を皮下点滴で入れてあげる事で、病気を持っていても元気に暮らす事が可能です。知足子ちゃんの場合も初期の段階だった為、この対応で大丈夫と思われました。

検査前、長毛の為に余り目立たなかったものの、知足子ちゃんは背骨のゴツゴツを感じるほど痩せていました。しかし、かかさんとスタッフの介護によって、最近では身体は随分ふっくらとし、抱いた時にも持ち重りするようになり、経過は良好と誰もが感じていました。
今回の急逝はそんな矢先の出来事でした。

8月17日の午前中。
前日まで、食欲もあり、普通に生活していた知足子ちゃんの様子が急に変わりました。
急に元気がなくなり、目をパチパチさせたり、頭を振ったりする神経症状が現れ、スタッフの「すずさん」が、ずっと側に付いて介護をしていましたが、その甲斐なく昼過ぎに、知足子ちゃんは虹の橋へ旅立ちました。
今までも、こうした神経症状が出て助かった事はありませんでしたが、知足子ちゃんの場合も、心の準備をする暇もない程、あっという間の出来事でした。

知足子ちゃんは甘ったれの女の子で、チューリップ組に人が入ってくると、ダッシュで走り寄って来るような子でした。体調が変わる前日まで、普通に機嫌よく過ごしていたそうです。
知足子ちゃんのご冥福をお祈りいたします。
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ここから先は、知足子ちゃんのダーナーだった、私個人のお別れの言葉です。
現地から届く写真の中に、頼りない表情で写っている知足子ちゃんの姿を見つける度、なんとも言えず可愛くて、去年くまらを見送った後、この子を次のダーナー子に決めました。
今回のお別れは余りに突然の事で、これを書きながらもまだ信じられない気持ちがしています。6月に腎不全の初期という連絡は受けていましたが、まさかこんなに早く旅立ってしまうとは思いませんでした。いつか現地に行って知足子ちゃんに会いたい、抱っこしてあげたいと思いつつ、日々の忙しさをいい訳にしてしまった事を悔やんでも遅いです。
思ったときにすぐ行動しなければ次がない事もあるんだという事を、今回の事で感じました。
結局、一度も会う事ないままにお別れをする事になりましたが、仕事でしんどい時、何度、知足子ちゃんの姿にホッとさせられた事かわかりません。
きっと、これからも、同じように知足子ちゃんの写真を眺めると思います。
愛らしいその姿で、いつも心を暖かくしてくれて有難うございました。
知足子ちゃんが、虹の橋で楽しく暮らしているよう祈っています。